百鬼どんどろ

1974年東京にて創設。

等身大人形や仮面などを使い、

同時に、遣い手自身も黒衣 (人形遣い) としてではなく、演技者として

舞台に加わる 独特の形態をもちいた表現で舞台活動をしている。

これは創設者・岡本芳一によって創作されたオリジナルなもので、

人形劇、舞踊、パントマイムなど、すべての既成のジャンルに属さない。

物語性よりも、人形と人間がおりなす錯綜の中で

人形そのものの持つ不思議な魅力を引き出す事により、

普遍的な人間の内面世界、あるいは幻想的な妖美の世界を描き出している。

ヨーロッパをはじめとした世界各国で

「日本の伝統を基盤にしたオリジナルで斬新な表現」として高い評価を受け、

数多くのフェスティバル等から招待され、

海外でのワークショップ、岡本芳一の舞台ソロ公演、

野外公演、他ジャンルとの共演など、幅広く活動している。